nothingvision

そもそもはない、それでいいじゃない。

ゲレクシス

 

古谷実が好きだ。大好きだ。

毎回 難解なタイトルが多いのだけれど、

今回もわけのわからんタイトルは健在で

古谷ワールド全開の作品となっとります。

この表紙の珍妙な生き物が主人公の話です。

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ゲレクシスとは、、、

この世にいてもいなくてもいい比率が

完全に半分になった人間が稀に・・・

こういった珍妙な生き物になる現象のこと。

( ちなみに人間に見られると数日後には死ぬ )

 

この世にいてもいなくてもいい比率・・・

もう少しでゲレクシス化してしまいそうな

自分には なんともゾッとしてしまう物語。

 

突然 僕が消えていなくなったら それは 

どこかでゲレクシスとして生きているのだと

そう思ってくれて間違いないのだと思います。

その時は ほんのちょびっと時々でいいから、

僕のことほんのり思い出してくれませんか? 

・・・・・誰か。(切実)

 

 

SUITS

 

TSUTAYAにて、( 6/17〜7/9までの間 )

何度でも使える半額券が届いたので、

スーツのシーズン5を丸ごと借りて観た。

敏腕弁護士ハーヴィと天才青年マイクが、

NYを舞台に活躍するサクセスストーリー。

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今シーズンもハラハラドキドキの展開だった。

こんな駆け引きばかりの世界での

ドロッドロのグッチャグチャな人間関係は

自分じゃ1ミリも耐えられやしないと思う。

そんな中でルイスの存在はとても輝いてる。

あまりいい意味でってことではなく(笑)

 

続きはまた来年かなあ。他には....

ウォーキングデッド と ブラックリスト

楽しみにしてるけど、いつになることやら。

そんなこんな 米ドラマ好きなジルなのです。

 

 

ほむほむ

 

ほむほむこと穂村弘が好きだ。大好きだ。

おっさん同士の同性愛的なことではなく、

当然だが彼の書く文章が好きってことだ。

いくら5年もの間 女日照りだとしても、

50過ぎのおっさんを性的な目では見れんよ。

・・・今はまだ、ね。

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というわけで今はコレ!

彼の「世界音痴」という本を読んでます。

 

これを書いてる頃の彼はアラフォーだ。

現在の自分と年齢が近いこともあって、

考え方や行動がどこか似てる気がしてる。

 

そう感じるに至った一文をここに紹介しよう。

 ビタミンをいくら飲んでも完璧な体調にはならないし、自己啓発本を読んでも読んでもいっこうに素敵な人になっている気配がない。それでも買い漁るのがやめられないのである。「自己実現」と云えば聞こえはいいが、国とか故郷とか誇りとか道とか、自分よりも大きな何ものかとの関わりを喪失した(というか初めから持たない)私にとって、それは「自分かわいさの追求」とまったく区別がつかないものだ。最後の拠り所であった恋愛に熱中できなくなってからの私には、もう<私>しか熱中するものがない。今の私の日常生活は、人間が「自分かわいさ」を極限まで突き詰めるとどうなるか、という人体実験をしているようなものだと思う。

( ビタミン小僧 / 世界音痴 )

 

そんな ほむほむも 今では結婚している。

良かったなあ、と心から思う。

俺もいつか見つけられるだろうか?

頭の中の妄想を飛び越えた「天使」を...。

 

 

ボタニカル

  

シャンプーを違うメーカーに変えてみた。

今まで香りが好きでヒマワリを使ってたけど、

今回はヘアミルクが良かったボタニスト。

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今日 初めて使ってみた感想はというと、

香りはヒマワリの方が好きだなあ、と。

でも使用後の感じはすごくいい気がしてる。

さすがのサロン品質ってことだろうか?

まあ使い続けてみないとわかんないか。

頭から陰毛のような縮毛が生えてきたので、

改善されると嬉しいなあ と密かに期待する。

 

おまけでボディソープもついてたけど、

こちらも今使用してるダヴの香りが好きだ。

(ちなみにヘアミルクの香りはいい匂いです)

 

 

ソラニン

 

久しぶりに映画 (DVD) を観ましたよっと。

浅野いにお原作の映画「ソラニン」です。

この映画好きで、大好きでもう何回も観てる。

PCには取り込んでるんだけどね、

いい加減 DVDと漫画 購入しなきゃって思う。

よくよく考えると、いやいや、

よくよく考えなくてもなんだけどさ。

自分にとって 大好きな浅野いにおの作品だし、

そこに大好きな宮崎あおいアジカンっていう

最強タッグじゃないですか。迷う余地はない。

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何度観てもいつも泣いてしまうシーンがある。

ビリーと芽衣子が自転車に乗って橋を渡って

スタジオへ向かう あのシーンのとこです。

あそこいつもすっごく感動してしまうんだな。

芽衣子が言うように、

ビリー あんた (マジで) いい奴だよ。です。

 

ソラニンはさ、

    うまく言えないんだけどさ、

       過去の自分との別れの曲なのかも。」

 

ああ、夢や情熱さえもなくして

なんだか社会に流され 迎合しちゃって、

いい大人になっても未だ

中途半端にモラトリアムな日々を生きてるよ。